2020年の日本人の死因ベスト5をご存じでしょうか?
1位 悪性新生物 2位 心疾患 3位 老衰 4位 脳血管疾患 5位 肺炎
と生活習慣病が上位を占めています。
太りたくない、健康でいたいと思っていても日々の生活のストレスなどで、暴飲暴食、、、結果として、生活習慣病予備軍に。
生活習慣病を防ぐには、食べ物を気を付けて適度な運動を習慣化することが重要です。
ミニマリストを目指して生活していると、日ごろの食費を抑えたくて、砂糖、白米、小麦粉がたっぷりと使われた糖類や炭水化物を主体とした食生活になりがちです。
ただ、それで病気になってしまっては本末転倒です。本来のミニマリストは、身の回りに大切な物しか置かない、節約するところは節約して、お金をかけるところはお金をかけるそうして実現していくものと思います。
病気にならない身体づくりは食生活から。今回は、白い粉の魔力とそれが引き起こす体調不良について解説します。
ここでいう白い粉とは砂糖、白米、小麦粉などの精製された食物のことです。世の中これらの食べ物であふれており、日本人の主食には大体含まれています。TVで取り扱っている人気の食べ物もおいしくて、甘くて、ついつい食べたくなるものばかりです。最近は、やたらと大食いの番組がテレビで放送されていますが、これも悪魔のささやきと思って無視しましょう。これらをとり続けて病気になってしまっては、充実した生活を過ごすことがむつかしくなります。
例えば、砂糖はあらゆるデザートに使用されています。砂糖は体内に入るとドーパミン(成功報酬)、βエンドルフィン(脳内麻薬)の分泌を加速します。これらは、食べてるときは幸福感に包まれます。ただ、依存性・中毒性をもたらすため、しばらくするとまた食べたくなります。
また、白米や小麦粉は糖質を多く含んでいるばかりではなく糖質の身体への吸収速度が速いため、食後に急激な血糖値の上昇および眠気をもよおします。血糖値が急激に上昇すると、余分な糖質が肝臓に蓄積され、中性脂肪となります。脂肪として蓄積されると、外から見てるとわからないですが、内臓にたまり、いわゆる”メタボ”となります。内臓脂肪はついているだけで内臓に炎症を起こしている状態です。この炎症を抑えるために、身体の治癒力が使われてしまいます。
肝細胞30%になると脂肪肝といわれる症状となり日本人は4人に1人はこの状態です。さらに症状が進むと、肝硬変・肝臓がんを引き起こすこととなります。
また、血糖値があがると糖尿病のリスクもあります。日本人の6人に一人は糖尿病といわれており、合併症を引き起こしたり、血液の粘性が上がり、血管疾患を生じたりします。
このような状態を防ぐには
1.糖質や炭水化物の摂取を制限する
2.摂取しても吸収がしにくい物にする
ことが有効です。
例えば、砂糖は白砂糖から黒糖にする、果物から糖質をとるようにすることで、急激な血糖値の上昇を抑えることができます。
また、白米・小麦粉を玄米・全粒粉小麦にすることで、急激な身体への吸収を抑え、血糖値の上昇を抑制することができます。
また、常に食事や間食をしていると、血糖値が高い状態が保たれ、胃や腸にも負担がかかってしまいます。
適度な空腹時間を保つことにより病気を遠ざけることができます。
いわゆる、オートファジー効果です。
がん、高血圧症、認知症、アレルギー、感染症、老化を防ぐためにも、糖質とうまく付き合って、楽しい食事と生活の両立を図っていきましょう。
ではまた!
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