【良書】お金持ちの定義って何???

良書のススメ

資産形成をしたいと思っている人なら一度は聞いたことがある「金持ち父さん貧乏父さん」今回はこの中から、お金持ちになる要素を解説したいと思います。

まずは、皆さんに質問ですが、お金持ちの定義って何でしょうか???

・お城のような家に住んでいる。
・高級外車に乗れる。
・贅沢な高級外車に乗れる。

など、皆さんいろいろなイメージをお持ちと思います。

もちろん、お金は腐るものではないので、あればあっただけありがたい。
逆に、多くの収入があっても、それ以上の支出があったら、お金に困った生活を送ることになります。

野村総合研究所によると個人の純金融資産が
超富裕層:5億円以上
富裕層:1億円以上、5億円未満
準富裕層:5,000万円以上、1億円未満
アッパーマス層:3,000万円以上、5,000万円未満
マス層:3,000万円未満
に分類されてます。

ただ、この本でいうお金持ちの定義は、「金持ちは時間で測る。一生働かなくてよくなるのが金持ち」となっています。

どういうことかというと、皆さん、自分の時間を使って会社等に行ってお金を稼いでいると思いますが、本当のお金持ちは、この労働時間を使わなくても自分の支出分以上のお金を生み出せる人が金持ちとなっています。要するにお金持ちになるには、自分の時間を使わずに入ってくる収入をどれだけ用意できるか?が重要になってくるのです。支出は個人の価値観で大きく変わってくるものですから、金額としていくらからがお金持ち、というものではなく、労働しなくてもお金を生むということに注力することでお金持ちへの道が開けるのです。

では、どのように不労収入を作っていくのか?この点が皆さんが気になるところだと思います。不労収入を作るためには以下の観点が重要になってきます。

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不労収入を作るための考え方

1.「もの」ではなく「しくみ」を作る

物を作って売っても、売れてしまえばそれまでです。一時的に収入となっても、その後増えることはありません。労働も一緒です。いくら残業をしても、時間給でもらえる給料を手に入れてしまえばそれ以上の収入になるものではありません。ですので、意識すべきは、「しくみ」を作ることです。自分が仕事をしなくてもお金を生み出してくれるような仕組みです。

パソコン用ソフトを例にとれば、昔はソフトを買い切りで販売されていたものが多かったと思います。大型家電店で箱詰めのパッケージを買ってきて、それを使用するパターンが多かったと思います。しかし、最近はサブスクリプションといわれる月額の利用料金を払ってクラウド上で使用する形が多いのではないでしょうか?これは、販売者にも利用者にもメリットがあります。

販売者のメリット

・製品化してクラウド上に乗せておけばよい
・売り切りではないので長く使ってもらえれば、それだけ収入を確保できる。
・メンテナンス等もクラウド上の製品を修正していけばよい

利用者のメリット

・ネット環境で製品を手にすることができる
・不要になったらサブスクを解約すればよい
・製品を探しやすい

収入を得る手段を考える際に、どうやったら自分の時間を売らずに収入を得ることができるか、その仕組みづくりをぜひ考えてみてください。

2.お金のために働くのではなく自分のためにお金を働かせる

時間は有限です。なのでお金のためにアクセク働いてばかりでは有意義な人生を送ることがむつかしくなります。なので、お金を働かせることが効果的です。バブルの時期は金利が6~8%あり、銀行に貯金しておけばお金が増えていく時代がありました。ただ、今は超絶低金利時代です。銀行に預けていてもお金は一向に増えません。

ぜひ、投資等にお金を回して、お金が増える仕組みを手に入れてください。

今は、iDeCoやNISAといった免税の制度も用意されています。このあたりの制度が難しそうでとっつきにくい人はぜひ、ビューティーマネー講座で解説しますのでご連絡いただければ幸いです。

3.失敗に対する恐怖を克服する

投資等をやろうとすると、失敗したらどうしよう、という感情が勝ってなかなか行動できない人がいると思います。これはリスクに対する考え方が人それぞれであり、正解の選択はなかなかありません。ただ、リスクばかりを気にして行動をしないと、いつまでたっても今の生活のままです。

リスクを軽減するのは、何もしない、ということではありません。

リスクがどのくらいあって、それを低くするにはどうすればよいかを考えることです。

今は様々なメディアを使って情報を得ることができますし、それ用の講座も多数あります。

自分から情報を収集し、自分に合った投資方法を探してみてください。

4.あなたが生きたい人生を送るために力になってくれる人と付き合う

世の中にはいろいろな人がいると思います。まずは、自分の時間を浪費させる人との付き合いはやめましょう。逆に自分が頑張ろうと思っていることに対して力になってくれる人を多く集めて、自分の目標達成の手助けになってもらってください。

人は、ほかの人の役に立つことに、潜在的な喜びを得るようにできています。そのような仲間をたくさん見つけてください。

5.クワドラントを選ぶ

金持ち父さんのお金の法則の基本となる考え方が「quadrant(クワドラント)」です。日本語では「象限・4分割」という意味で、「キャッシュフロー・クワドラント」とも呼ばれています。

クワドラントでは、私たち働く人々を次の4つに分類しています。

  • E:Employee(労働者)
  • S:Self employee(自営業者)
  • B:Business owner(ビジネスオーナー)
  • I:Investor(投資家)

このうち4つの分類は、どこからお金を得ているのかに基づいています。4つのクワドラントの詳細は以下の通りです。

Employee(労働者)

日本国内において、就業者に占める雇用者・労働者の割合は87%に上ります。ほとんどの人が労働者です。後ほど説明するビジネスオーナーに雇用されて、時間や労働力を切り売りすることで収入を得ているのが労働者です。

難しい仕事をしたり、多く働いたとしても増える収入は残業代程度で、収入が大幅アップすることはないかわりに、毎月必ず一定の収入が得られます。また、働く場所や休暇などの決定権は、E(労働者)ではなく勤務先の企業にあるため不自由ですが、有給休暇があるなど安定しています。

収入源:時間または労働力の切り売り
意思決定権:企業側にある

Self employee(自営業者)

労働者と同様に、時間や労働力を切り売りすることで収入を得ているのが自営業者です。ただ、労働者と違うのは、多く働けば収入も比例して増えることと、意思決定の主導権を持っていることです。仕事、スケジュール、働く場所など、ある程度は自分の意志で決定できます。

収入源:時間または労働力の切り売り
意思決定権:自分

Business owner(ビジネスオーナー)

ビジネスオーナーは、ある程度の規模の会社を所有・経営したり、事業に出資して事業の”権利”を持つ人です。労働者や自営業者との違いは、基本的に自身は現場での作業などはしないことです。

収入源:権利収入
意思決定権:自分

Investor(投資家)

株・債券・不動産などに投資して利益を得ています。ビジネスの仕組みを考えるのがビジネスオーナーですが、投資家は仕組みすら考えません。投資家は自身の時間を使うことなく、他人のビジネスを利用し、お金を自分のために働かせて収入を得る人です。自由な時間が多く持てます。

収入源:権利収入
決定権:自分

上記をみると、自分がどこを目指して時間を使っていくかは一目両全だと思います。明日起きたらすぐに投資家になっている!というような夢のようなことはまず起きませんが、少しずつ着実に進んでいくしかありません。毎日の積み重ねが、将来大きな違いになっていくのです。

考え方を知っているだけでも将来に大きな違いが出てくるので、ぜひ皆さん「金持ち父さん」を目指してみましょう。

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ではまた!