【BML527】腸整ではやり病を撃退

人生のススメ

健康のことを考えてやっていること、やめたことってありますか?

身体の臓器はどれも大事です。中でも腸は免疫力を高めたり、身体に必要な物質を取り込んだりと、重要な働きをしているのをご存じでしょうか?

そう、腸は健康のかなめになっています。心と身体の不調が生じた場合、腸を大事にすることで改善できることも多くあるのです。腸はほとんどの内臓とつながっており、腸を大切にすることで健康を取り戻すことも可能なのです。

人間の腸には腸内細菌といわれる100兆を超える最近が存在しています。この細菌が身体を守ってきているのです。例えば腸内細菌が作る物質の一つに「短鎖脂肪酸」といわれる細菌があります。この細菌は、
1.腸内を弱酸性に保つ
2.有害な菌の増殖を抑制する
3.肥満を予防する
4.腸内の炎症を予防する
5.免疫機能の調整を行う

などの効果を有しています。

一方で、最近は腸内最近の数や種類が減ってきているという研究結果もあります。この理由はいろいろありますが、
1.食物繊維の採取量の元首
2.アルコール消毒による常在細菌の現象

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腸がボロボロになる悪習慣

1.食べる食品の多様性が少ない

腸内細菌の指標として、細菌の多様性があげられます。昔はいろいろな天然の食品を食べていました。その結果、腸内細菌の種類を増やすことができていました。しかし、現代は偏った食事をとる傾向にあり、腸内細菌の種類が減ってきているということです。

特にここ50年において、食生活の多様性が激減したという報告もあります。1日30品目をたべよう、ということを聞いたことがあると思います。ぜひ、日々の食事で多様性に気を付けて食事を考えていきましょう。特に、天然由来の食品をとって、いろいろな腸内細菌が存在する状態を保つようにしましょう。

食生活の多様性は、認知機能の低下、すなわちボケ防止にもなることもわかってきています。これは、いろいろな物を食べることにより、種々の栄養素をとることができ、脳を活性化しているためと考えられています。

2.お酒の飲みすぎ

お酒の飲みすぎが健康に悪いということはなんとなく気が付いているのではないでしょうか?でも具体的にどのようなことが起きているのかは、あまり知られていません。

まず、お酒の飲みすぎによる作用として、腸内毒素症があります。これは、腸内細菌叢のバランスが乱れたことにより、様々な不快な症状が出現する状態です。

おなかが痛い
おなかが張っている
頭がぼんやりする
疲れている

などの症状です。

アルコール依存症の人と、アルコールを摂取しない人を比較した研究の結果によると、アルコール依存症の人からは腸内毒素症が認められたそうです。

また、脂肪肝や脳機能障害を生じさせたり、うつ病との関連性も指摘されています。

3.運動不足

運動することは身体によいということは皆さんご存じだと思います。逆に運動不足は、身体の不調がでてくる原因となります。

同時に、運動することで腸内最近を改善することができるとの報告もあります。また、定期的に運動することで、ビフィズス菌を増殖できるという報告もあります。

いかがでしたか、健康は皆さん望むこと、ぜひ腸への気遣いをお忘れなく。より詳細な情報が欲しい方は以下の書籍を読んでみてください。

ではまた!

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