【BML526】「ウケる技術」

良書のススメ

職場などの雑談でウィットにとんだ面白い話をしたいけどセンスがないからできない、と思っていませんか?「ウケる技術」の著者、小林昌平さんは著書の中で「笑いはセンスではない。パターン化することで誰でもウケる人になれる」と言っています。興味のある方はぜひ読んでみてください。

笑う、笑顔になるというのは人の感情の中で最も大切な物の一つです。笑いを起こすことで、周囲の人は幸せになれます。ただ、ウケを狙って発した言動が、時にはみんなを静かにさせ、ドン引きさせてしまうこともあります。それが怖くて、「これを言ったら面白いかも」と思っても発言できないことも出てきますよね。そんなことして傷つくよりは、余計なことは言わず、必要なことを淡々と話した方が無難と思っているかもしれません。

「ウケをとる」というのは、大きなリスクを冒して提供する極上のサービスともいえます。

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リスクを冒してでも、相手を笑顔にしたいという気持ちから勇気をもってウケを狙いに行く。その気持ちは称賛に値します。もし、周りの人がそういった行動に出たら暖かく迎え入れてあげましょう。

「笑いはセンスではない。パターン化することで誰でもウケる人になれる」

今回はセンスではないウケる技術について解説していきます。

1.クイズ形式:自然な会話

会話で必要なのはキャッチボールです。一方的に話していてもなかなか相手の気持ちは乗ってきません。では、相手をうまく乗せていくにはどうすればよいか?となると思います。ここで、有効なのがクイズ形式にしてみるということです。

クイズ形式にすることで、相手も会話に興味をもって集中してくれます。相手を笑わすということは、相手の心を動かすことです。そのためには、まずは、相手を会話というキャッチボールに参加してもらうことが必要となります。

2.過度な恐縮

普通の会話においては、いきなりなれなれしくても嫌がられるし、恐縮しても気を使われてしまいます。相手を観察しながらどの温度感で会話を進めるかを見極めていると思います。

ウケを狙うのであれば、異常なぐらい恐縮して接してみるのも一つの方法です。

恐縮していることで、相手に怒りの感情を芽生えさせることはありません。そして、おもしろいほど恐縮することにより、相手も暖かい気持ちで話を聞いてくれます。

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3.ポジティブな勘違い

天然ともいえる、ポジティブな勘違いも、ウケを狙う上では重要です。ウケを狙うというのは、周りの人を幸せにするためです。すなわち、サービス精神です。少し自分が恥をかいても、勘違いを面白く見せることで、周囲の人は幸せな気持ちで笑顔になることができます。

4.気遣いディスリ

相手との心の距離が近づいたら、少しディスって見るもの一つの方法です。ただし、相手が心からコンプレックスを持っていたり、言われたらいやなことを言うのではありません。なかなかむつかしいですが、コミュニケーションなので、相手との距離感や気持ちを考えて、「気遣いディスリ」を覚えたら、あなたは職場の人気者になっているでしょう。

「ウケる技術」、ぜひ読んでみてください

ではまた!

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