昭和の時代に、「わかっちゃいるけど~やめられない~♪」という歌がはやりました。
お酒、たばこ、間食、ギャンブル、テレビ、Youtube・・・・・。
やめたいけどやめれないことって枚挙に問わないですよねー。
やめたいと思っているのにやめれなくて、後悔しながら続けてしまってること、
誰しもあると思います。
「そろそろ、お酒やめようかな」によると、
こういった依存症(予備軍)から抜け出せないのは、
ドーパミンの分泌によるものだそうです。
ドーパミンとは、報酬系の神経伝達物質であり、
意欲、動機、学習などに重要な役割を担っているといわれています。
普段の生活では、成功体験による達成感!を感じる際に重要となる物質であり、
・勉強を頑張って試験に合格した
・仕事頑張って営業成績が伸びた
といった、達成した際に自然と出てくる物質です。
成功体験で出てくるドーパミンは、我々が生活するうえで必須です。
意欲や向上心等はこのドーパミンが強く影響しているといわれています。
一方で、依存状態の場合、このドーパミンが依存している行動によって何も頑張っていなくても排出されるため、その依存状態から抜け出せないといわれています。だからやめられない。。。。
やめたいと思っていて,やってしまって,安易な満足感、あとで後悔する方,
これは,依存症になっている可能性が高いです。
では、こういった悪習慣を断つにはどうすればよいか、これについて解説していきます。
1.やり続けた場合のデメリット、やめた場合のメリットを整理する
やめたいと思っているということは、やり続けることによるデメリット、やめたときのメリットがあるはずです。
不健康、非経済性、非効率性など、やめたい理由とやめた後の自分の姿を想像してください。
そのために、メリット、デメリットを書き出してみましょう。
・禁酒/禁煙 やめることで時間ができる、お金が節約できる、健康になるなど ・間食 やせる、健康になる、胃腸が元気になる、ご飯がおいしく感じる、糖分を控えるとイライラが減るなど ・ギャンブル お金ができる、時間ができる、精神的な圧迫感がなくなるなど
2.やめられたときの自分を強く想像する
やめたいことをやめれた場合、自分にとってかなりの自信になります。
また、なりたい自分に近づいてきていると思います。
その際の、自分の姿を強く想像しましょう。
ここは、自分の目標設定とも大きくかかわってくると思います。
やめれるかどうかを決定づける大半は、「達成できた自分」をどれだけ強く望むか、にかかっているといっても過言ではないので、明確に意識するようにしましょう。
合言葉は、なりたい自分になる!です。
3.やめたい行動の前後の行動を整理する
具体的にやめる行動を「習慣化」するために、まずは、やめたい行動をする前後の行動を整理してみましょう。
例えば、やせたいけど毎日コンビニでスィーツを買って食べてしまうとしましょう。
この場合、
1 コンビニの前を通る
2 コンビニに入る
3 スィーツを手に取る
4 レジで会計する
5 家で食べる
6 報酬(スィーツおいしい)と後悔(また食べてしまった)
という行動に分類できます。
「悪習慣」と呼ばれるように、これは習慣化されているので、この1~5の行動が動いてしまうと、止めることが難しいです。
4.トリガーあるいは行動を抑制する対策を考える
悪習慣のトリガー、行動、報酬、後悔を考えると、上記の行動のうち、
トリガー:1,2
行動:3,4、5
報酬:6
後悔
に区分できます。
そして、報酬が得られる直前の行動を途中でやめるということはかなりの気合が必要になります。
なので、トリガーあるいは行動の初期で立ち止まることで悪習慣をやめることができます。
例えば、コンビニの前を通らないように別の道を通る、コンビニに入らない、などです。
そうすることで、悪習慣を事前に制御できるようになります。
この場合でも、やめれた自分、を強く想像することも必要となります。
5.失敗したら改めて挑戦する
万が一失敗した場合、相当の自己嫌悪に陥ると思います。
ただ、自分を責めても何も始まりません。
改めて、成功した自分を想像して、悪習慣の連鎖から逃れるようにしましょう。
やればできるっ
ではまた!