今回は
リスクはマイナスへの振れ幅を小さくして、適度にとっていくべし!
これで、自分のやりたいことの実現性が高まります。
というお話です。
さて、皆さん、自分が親元に住んでいるときに何かしようとして、
・口論になった
・大喧嘩になった
なんてことはありませんか?
親って、自分が若いころは好きなことやってきたくせに、
自分の子供が何かやろうとすると、
めっちゃ反対しますよね。
これは、自然と、子供のリスクを考えて、
あれやっちゃダメ、これやっちゃダメって言っちゃうんですよね。
言われているときが花、言われなくなったら終わり、とはよく言うけれども。。。
これは、会社でも、家庭でも一緒の構図、
基本自分の思考回路の中で、
他人のリスクを心配してしまうからこそ、
出てくる現象ですよね。
そんなとき、相手を説得するにはどうすればよいか。
例えば、結婚相手を連れて行ったとします。
将来有望な公務員の場合と売れてないミュージシャンの場合
客観的に考えると
公務員 将来の収入が安定していて先が読みやすい =リスクの幅が小さいがベネフィットも限られている
売れてないミュージシャン 将来の収入が不安定で先が読みにくい、が当たれば青天井! =リスクの幅が大きいが当たれば。。。
親の立場からいうと、やはり公務員の方がありがたいですよね。
でも、自分の立場で、どっちが好きかは別問題。
むしろ冒険したくなる。。。?
公務員でも魅力的な方はたくさんいるので、
上記はあくまでイメージですが、
リスクとベネフィットを考えて判断することになりますよね。
そんな時、どうやって自分の道を進み周りを説得するか、
会社でプロジェクトを立ち上げる時も同様ですが、
その方法について以下解説していきます。
1.誠意を見せる
他人からどのように見えようが、自分から見ると魅力を感じるから、その人(プロジェクト)を選んでいるんだと思います。自分の気持ちだけなら、なんとなく、感覚で判断してもよいと思いますが他人を説得するのであれば、やはりそれを分析して、できるだけ客観的に説明する必要があります。そのとき重要なのが誠意をもって説明するしかないですね。まずは誠意をもって説得することが一番効果があります。
2.感情的にならない
感情的になると、自分ではよいと思っていない方向に話が進んでしまいます。なので、相手を説得するのであれば、感情的になってはだめです。キレる時は相手を納得させるのをあきらめたとき。それまでは、感情的になるのを抑えて冷静に説得しないとうまくいかないでしょう。
3.準備する
相手を説得するには準備が大切です。上記の「誠意を見せる」のも「感情的にならない」のも、準備をするのが一番大切です。
むかし、「議論に絶対負けない方法」という本を読みました。(今は古書しかないようです)英語では”How to Argue and Win Every Time”。英語の方がかっこいいですね。この本の著者は弁護士さんとのことで、議論に勝つ、すなわち自分の望む方向に話をもっていくにはまずは徹底的に準備をすること。そして、負けるのを避け、”Win or No Deal”を選択すること。だそうです。
準備をすれば、負けることはない。”Win or No Deal”は「七つの習慣」でも出てきますね。
取引の際は重要な考え方です。
4.”相手の考える”リスクを最小にする
あとやるべきことは、相手が何に対して反対しているのか分析しておくことです。まずは相手が感情的に反対している可能性があります。その場合は、時間をおいて、改めて冷静に説得すること。間違っても自分が感情的になってはだめです。次に、相手が何に対してリスクを感じているのか、反対しているのか、理解してリスクを最小限にする方法を示す。自分が良いと思っていることも相手にとって良いかは別問題です。良い点をアピールすることも重要ですが、それよりもリスクを最小限にして説明するほうが効果は高いです。結婚相手のリスク、プロジェクトのリスクそれを最小限にして、成功をつかむか。相手を説得する際には必須ですので、しっかり分析してのぞみましょう。
リスクをしっかり把握することが重要です。
そして、ベネフィットを伸ばす前に、リスクを抑える。
そうすればおのずと自分の望む方向に事が運びます。
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ではまた!