【良書】結局、「しつこい人」がすべてを手に入れる

良書のススメ

皆さんにとって成功とはどんなことでしょうか?これは、自分が何を望むのか、何を目標にするのか変わってきますよね。ただ、どんなことにしろ、成功させたいと思う気持ちは一緒ではないでしょうか?特に、願望への想いが強ければ強いほど成功したいと思うのではないでしょうか?

【BML001】目標を設定しよう!
お金のことを考えるうえで,目標設定は最重要課題です.本日は目標設定の方法について概説していきます.個々の具体的な方法は別途記載していきますのでそちらも参考にしてください.

本日ご紹介する本は、そんな方々に、どうすれば成功を手に入れることができるかが書かれていますので是非読んでみてください。

しつこい、という言葉はあまりいい意味では使われていません。どちらかというと、「あの人はしつこいからいやだ」といった感じで使われることが多いです。実際は、「しつこい」ということは成功を手に入れるために最も重要なことです。

例えば、受験やスポーツの試合など、一時の結果で失敗や敗北が決まってしまうものもあります。でもこういったものも改めてチャレンジすることができますし、敗北してもそこから得るものがあれば成功へ一歩近づいたことになります。しつこく、執念深く追い求める、何度も何度もチャレンジする、あきらめず継続する、コツコツと地道にやる、など言い換えるとよい意味になるのがこの「しつこい」という言葉です。

本書では誰もがしつこくなって、成功を手に入れる方法が書かれています。

1.人生の成功はしつこさで決まる

成功するためのコツは何なのか?それはしつこさです。たとえば

”成功と失敗の一番の違いは途中であきらめるかどうか” by スティーブジョブズ

”発明して、着手して、また発明して、もう一度着手して、やり直して、同じことを繰り返す、これを何度も行うのです。作りては、成功への道は直線ではないとわかっています” by ジェフベゾス

”根気強さはとても重要だ。あきらめることを強いられない限り、あなたはあきらめるべきではない”byイーロンマスク

”失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければそれは成功になる”by松下幸之助

など、成功した人たちは「あきらめない」、「何度も繰り返す」「継続する」など「しつこさ」の重要性を説いています。

これは心理学的にも実証されています。ペンシルバニア大学心理学部ダックワース教授は以下の書籍で、成功を手に入れるための成功のための4つの要素「GRIT」を以下のように説明しています。

成功のための4つの要素

Guts(度胸)=困難なことに立ち向かう

Resilience(復元力)=失敗してもあきらめずに続ける

Initiative(自発性)=自分で目標を見据える

Tenacity(執念)=最後までやり遂げる

すなわち、成功の秘訣は、生まれつきの才能で決まるのではなく、上記を実行し、しつこさを身に着けることで手に入れることができるのです。

2.しつこさを身に着けるための方法

著者は長年の研究から、しつこさを身に着けるためにTKKの法則を提案しています。

TKKとは

T:楽しくする
K:簡単にする
K:効果を確認する

という意味です。これによりしつこく続ける習慣を持続することができるといっています。

楽しくするとモチベーションが上がり、仕事効率が向上できます。そのために、「仕事の意義を見直す」「自分なりの何かを足そうとする」「人間関係を見直す」などのプロセスが重要となります。

また、簡単にするとは、何かを継続するために非常に重要になります。習慣化して継続するには、そのための準備やプロセスが多いと難しいです。なので、簡単にすることが重要となります。また、考えて判断するにはエネルギーが必要となります。こういったことも無意識に行動ができるようにすれば、判断の必要がなくなり、習慣化しやすくなります。

効果を確認するとは、進捗を確認できる頻度を増やすほど創造的な仕事の生産性を長期的に高めることができます。また、自分がとった行動に対する結果が見えるようにすることで、脳はもっとやりたいと思うようになります。これらにより、しつこさを手に入れることができるのです。

成功するためにどのように何を習慣化すればよいのかわかりやすくかいてありますので 、ぜひ読んでみてください。

ではまた!

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